以下、主治医にあてたもの。子供の時にかかった医者たちの風邪とインフルエンザ治療比較。A医師、B医師と書きます。
小学1から3年までかかったA医師。弱い薬をいつも。風邪やインフルエンザの時は、お湯で溶いて飲む白い薬をくれた。薬の種類は知りませんが、身体を暖めて免疫力を強めて、ゆっくり治す方針ですね。熱が下がるのに時間がかかり、その間、僕は学校、父は会社に行けず、困りました。
小学4年冬、B医師に変えた。風邪やインフルエンザの時は、PLという解熱剤と、肺炎予防目的のペニシリン。早く熱は下がり、鼻水や咳はしながら、学校や会社に行った。当時の常識として、熱が下がれば治ったと思われていたから。でも、僕も父も、鼻水などはひと月続いた。今思うと、ウイルスをまき散らし、他人にうつしていたわけです。その注意はB医師はしなかった。ウィルス知識はあったにしろ、世間の「早く解熱」の声に迎合して、このような投薬をしたとも考えられます。
小学4年以前も高熱の後、強い口内炎はたまにできていますが、なぜか6年以降は頻発。高校の時、口内炎で耳鼻咽喉科医にかかり、母が以上話したところ、「薬の副作用。風邪やインフルエンザには抗生物質は効かない。やめなさい」と言われ、その後、父は父の何かの治療結果でトラブルがあったらしく、親子でB医師から離れました。
毎冬、抗生物質と解熱剤を飲んだ。そのころから父と僕は体が薬物に過剰反応。検証はできないにしろ、関係あったかもしない。また、抗生物質は腸内善玉菌を殺したり、肺炎の耐性菌を作る。ウィルス性の病気に使うことは恐ろしいわけです。
振り返ると、当時としてはA医師は名医でした。離れることはなかったと思います。また、風邪もインフルエンザもかかり、発熱したら、頭だけ冷やし、ゆっくりウイルスを撲滅か排出するしかないですね。まさに、A医師の「体を暖め、時間をかけて治す」。振り返り、尊敬さえしています。
因みに、長年口内炎に苦しみましたが、数年前からほとんどできない。体質が4年生以前に戻ったかもしれない。それから、高熱の時、頭部冷やしの薬の一つは黄連解毒湯です。
以上、思い出せたから、お話ししました。
ならば、僕や父の抗生物質の違和感は作られたものであり、体質のせいではないかもしれませんね。ピリン系は誰でも胃が荒れるし、今は使われないようですね。
抗生物質が必要な時も、腸内細菌さえ殺さないようにすれば、問題ないかもしれません。
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当時は日本中が急いでいた。その声にB医師は押された面もある。勉強も本当は一生やるものなのに。